ユーロ圏:5月の鉱工業生産は増加に転じる、ドイツがけん引

ユーロ圏の5月の鉱工業生産は、前 月比で増加に転じた。フランスで減少したものの、ドイツの生産が伸び てけん引役となった。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が12日発表した5月の ユーロ圏17カ国の鉱工業生産指数は、前月比0.6%上昇。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト29人の調査中央値では横ばいが見 込まれていた。前年同月比では2.8%低下した。

4月の指数は前月比1.1%低下(改定前=0.8%低下)、前年同月比 は2.4%低下(同2.3%低下)にそれぞれ下方修正された。

INGバンクのエコノミスト、マルティン・ファンフリート氏(ア ムステルダム在勤)は「ユーロ圏の鉱工業生産が5月に持ち直したから といって、域内経済が4-6月(第2四半期)に縮小したとの見方は変 わらない」とし、「ユーロ圏の財政引き締めはすぐには緩みそうにな く、債務危機も未解決であることから、ユーロ圏の鉱工業活動は今年後 半に持ち直したとしても緩やかにとどまる公算が大きい」と続けた。

原題:Euro-Area Industrial Production Rose in May, Led by Germany (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.