米マンハッタン集合住宅賃料、4-6月は5年ぶり大幅上昇

米ニューヨーク市マンハッタン地区 の集合住宅賃料は4-6月(第2四半期)に5年ぶりの大幅上昇となっ た。住宅購入希望者がなかなか住宅ローンを受けられず、大学新卒者な どと賃貸物件を奪い合っている状況が背景にある。

ニューヨークの不動産鑑定会社ミラー・サミュエルとブローカーの プルデンシャル・ダグラス・エリマン・リアル・エステートが12日発表 したリポートによると、4-6月の賃貸料の中央値は月額3125ドル (約24万8000円)と、前年同期の2896ドルから7.9%上昇。2007年4- 6月(11%上昇)以来の大幅な値上がりとなった。ミラー・サミュエル のジョナサン・ミラー社長は、現在の水準はピークだった06年の3265ド ルまであと4.3%に迫っており、このままいけば突破するとみている。

同社長は「住宅ローンを借りられない人々は選択肢がなく、行き詰 まっている。それが決定的な要因となり、こうした需要増加を生み出し ている」と分析した。

新規の賃貸契約件数は11%減の7657件。現在の賃貸住宅にとどまる 人が増えた。

原題:Manhattan Apartment Rents Rise Most Since 2007 as Demand Surges(抜粋)