NY原油時間外:2日ぶり高値近辺から下落-世界の経済減速

ニューヨーク原油先物相場は11日の 時間外取引で2日ぶり高値近辺から下落。韓国が予想外の利下げに踏み 切ったほか、オーストラリアの失業率が上昇した。6月のユーロ圏鉱工 業生産は停滞が予想されている。

原油先物は一時、0.8%下落。前日の通常取引は2.3%上昇。米エネ ルギー省が発表した先週の原油在庫は減少幅が予想を上回った。ガソリ ン在庫は需要が減ったことから予想の約6倍の増加を見せた。12日に発 表される5月のユーロ圏鉱工業生産は前月と変わらずが予想されてい る。

CMCマーケッツ(シドニー)の市場担当チーフストラテジスト、 マイケル・マッカーシー氏は「ここから上昇するには世界の3大経済地 域である欧州、米国、中国のうち2地域の経済が成長軌道に戻る必要が ある」と述べた。同氏は相場のレンジを81.50-88.50ドルとみている。

原油先物8月限は一時、68セント安の1バレル当たり85.13ドルを 付けた。シンガポール時間午後3時15分(日本時間同4時15分)現 在、85.19ドルで推移している。前日の通常取引は1.90ドル高の85.81ド ルで引けた。終値としては9日以来の高値。年初来では14%下落。

原題:Oil Drops on Demand Concern Amid Signs Global Economy Slowing(抜粋)