プジョー、国内工場閉鎖へ-リストラ強化で営業損失拡大阻止

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欧州2位の自動車メーカー、フラン スのプジョーシトロエングループ(PSA)は12日、営業損失の拡大を 防ぐため、国内では30年ぶりとなる自動車工場閉鎖に踏み切り、全体の 人員削減計画の規模を1万4000人に引き上げる方針を明らかにした。

フィリップ・バラン最高経営責任者(CEO)はパリでの記者会見 で、昨年発表済みの6000人の削減に加え、現行の再建計画の下でさら に8000人を減らすと発表した。

プジョーや仏ルノー、イタリアのフィアットは今年の欧州販売が大 きく落ち込んでいる。プジョーは欧州市場が8%縮小すると予想。同社 の1-6月(上期)出荷台数は13%減少した。

コメルツ銀行のアナリスト、サッシャ・ゴメル氏は「プジョーは特 に南欧諸国やフランスへのエクスポージャーが比較的大きく、これが販 売低迷の一因だ」と指摘する。

プジョーは運営コストを削減するため39年の歴史を持つオーネー工 場を2014年に閉鎖し、レンヌ工場の生産を縮小する。フランス自動車工 業会の広報担当、フランソワ・ロディエール氏によると、国内工場の閉 鎖はルノーが1982年に実施して以来となる。

プジョーの発表によると、自動車部門は1-6月期に7億ユーロ (約680億円)の営業赤字を計上する。

原題:Peugeot to Shut First French Plant in 30 Years to Stem Loss (1)(抜粋)