エアバス:「A380」の今年の販売目標を事実上撤回-需要減で

欧州の航空機メーカー、エアバス は、超大型旅客機「A380」を年内に30機販売するとの目標達成を事実 上断念した。景気が低迷する中で、航空各社はより小型で費用がかから ない旅客機を選好している。

エアバスの販売責任者、ジョン・リーヒー氏は11日の英ファーンバ ラ航空ショーでのインタビューで、「大型旅客機市場は減速している」 と指摘。30機という目標について「年初に立てた目標を変えることはで きないが現時点では背伸びをしていると思われる。どこまで目標に迫る ことができるか見たい」と述べた。

2階建て旅客機「A380」の翼で亀裂が見つかったことに加え、1 -6月(上期)の生産数が年間納入目標である30機の3分の1にとどま るなど、エアバスは主力機で苦戦を強いられている。

今年に入ってからの「A380」機の発注はロシアのトランスアエロ 航空からの4機のみ。リーヒー氏は2月時点では少なくとも30機を販売 できるとの見通しを示していた。

原題:Airbus Scraps Target of 30 A380 Sales as Jumbo Demand Wanes (4)(抜粋)

--取材協力:Christopher Jasper、Tim Catts、Benedikt Kammel、Thomas Black.

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