米中西部で干ばつ、過去最多26州1016郡を被災地指定-農務省

米中西部が干ばつに見舞われる中、 農務省(USDA)は26州の1000郡余りを自然災害被災地域に指定する 方針を示した。指定地域数は過去最多に上る。

ビルサック米農務長官は11日、今回の指定により1016郡の農業経営 者が干ばつや山火事などの自然災害対策向け低金利融資の対象になると 述べた。対象地域は全米の郡の約3分の1に相当する。USDAはま た、被災届の処理を迅速化し、保全地域での家畜の放牧の認可条件を緩 和するなど、手続きの変更を進めている。

ビルサック長官は「農業は米国経済で引き続き有望な産業だ」と指 摘。「干ばつと天候条件が全米の農家に深刻な影響を及ぼしているとい う事実を認識する必要がある」と語った。指定は12日から有効となる。

米国の主要穀物産地である中西部の約53%が現在、中程度から極度 の干ばつに見舞われており、穀物価格は高騰。穀物価格の年初来上昇率 は、S&P・GSCIスポット指数を構成する商品24品目のうち最大と なっている。

原題:Disaster Declared in 26 U.S. States as Drought Sears Midwest (2)(抜粋)

--取材協力:Brian K. Sullivan.