米社債保証コスト上昇、FOMC議事録への失望で-CDS

11日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが上昇。米連邦準 備制度理事会(FRB)が同日公表した連邦公開市場委員会 (FOMC、6月19-20日開催)の議事録に追加刺激策の明確な示唆が なかったことが影響した。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後5時6分(日本時間12日午前6時6分)現在、0.1ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇の111.6bp。スペインのラホイ 首相が予算削減を発表したことを受け、一時は110bpまで低下した。

成長が鈍化し、欧州の財政危機が世界の金融システムに伝染すると の懸念が強まる中、投資家はFRBによる一段の景気支援策が示唆され ることを期待していた。

GMPセキュリティーズのグローバル市場戦略担当ディレクター、 エイドリアン・ミラー氏はFOMC議事録について、「実際には何も伝 えられていない」と述べた。

原題:Credit Swaps in U.S. Rise as Fed Minutes Give No Clear Direction(抜粋)