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ブラジル株:ボベスパは続落-米FOMC議事録への失望感で

11日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が3営業日続落。米連邦準備制度理事会(FRB)が公 表した連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で、追加刺激策への強 い姿勢を示唆しなかったことへの懸念が広がった。

世界4位の航空機メーカー、エンブラエルは7.3%下落し、11カ月 ぶり大幅安。受注残高が4-6月(第2四半期)に減少したことが嫌気 された。衣料小売りのロジャス・レナーは1.5%値下がり。5月のブラ ジルの小売売上高が前月比0.8%減と、2008年11月以来の大幅な落ち込 みとなったことが響いた。

ボベスパ指数は前日比0.3%安の53569.14で終了。指数構成銘柄の うち下落が43銘柄、上昇は18銘柄。通貨レアルは0.1%安の1ドル =2.0356レアル。

レメ・インベスチメントスのポートフォリオマネジャー、ジョア ン・ペドロ・ブルガー氏は電話取材に対し、「世界的な景気回復の見通 しは芳しくない。状況を少しでも好転させる最適の方法の一つが米国の 追加刺激策とみられていただけに、投資家の間に失望感が広がった」と 指摘。「ブラジルも景気回復の維持に苦戦しており、株式相場の上昇を 持続できるような強いプラス材料が見当たらない」と述べた。

ブラジル中央銀行が経済成長を支えるために追加利下げするとの観 測から、ボベスパ指数は一時0.8%高となる場面もあった。ブルームバ ーグがまとめたエコノミスト調査の予想中央値によると、ブラジル中銀 は11日の金融政策委員会の会合で、現在8.5%と既に過去最低水準にあ る政策金利をさらに0.5%引き下げると見込まれている。

原題:Bovespa Stock Index Declines on Disappointment Over Fed Minutes(抜粋)

--取材協力:Denyse Godoy.

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