先物ブローカーの米ペレグリンが清算手続き申請

米先物ブローカー、ペレグリン・フ ァイナンシャル・グループは10日、米連邦破産法7条に基づく会社清算 手続きの適用を申請した。同社は顧客資金に約2億ドル(約160億円) の「不足」があるとして、米商品先物取引委員会(CFTC)から提訴 されている。

ペレグリンがシカゴの米連邦破産裁判所に提出した資料によると、 資産は5億ドル超で、1億ドルの債務超過となっている。これとは別 に、米連邦地裁のレベッカ・パルメイヤー判事はCFTCの要請に応じ てペレグリンの資産凍結命令を出した。ペレグリンと同社の創業者ラッ セル・ワーセンドーフ氏が商品取引法に違反したと確信する「もっとも な理由」があるようだと説明している。

CFTCが10日に提訴する前日、アイオワ州シダーフォールズのペ レグリンのオフィスの外で、車の中で意識が薄れたワーセンドーフ氏を 従業員が発見した。トニー・トンプソン保安官は自殺未遂だと指摘し た。

業界の自主規制団体である全米先物協会(NFA)の9日の発表に よると、ペレグリンは6月29日前後の段階で約4億ドルの顧客資金があ り、うち2億2500万ドルは銀行に預金していると報告していた。

預金が500万ドルしかないことが分かり、ワーセンドーフ氏が銀行 の記録を改ざんした可能性があると認識したと、NFAは指摘してい る。

米連邦捜査局(FBI)のブロー報道官によると、同社はFBIの 捜査も受けている。

原題:Peregrine Pursues Liquidation After CFTC Sues Over Shortfall (1)(抜粋)

--取材協力:Linda Sandler.