スペイン銀行債のCDS上昇-劣後債保有者の損失負担を懸念

クレジット・デフォルト・スワップ (CDS)市場で、スペインの銀行債を保証するコストが上昇した。同 国の銀行が国際支援を受けるのに伴い劣後債保有者が損失負担を強いら れれば、CDSが決済されるとの観測が広がった。

CMAによれば、サンタンデール銀行の劣後債のCDSスプレッド は21ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して690bp。ビ ルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)は15bp上昇 の770bpとなった。

スペイン政府は今月20日に確定する救済条件の下、返済順位の低い 債券保有者に巨額の損失負担を強いる可能性がある。かつてアイルラン ドの金融システムが不良債権に脅かされ、同国が欧州連合(EU)と国 際通貨基金(IMF)による救済受け入れを余儀なくされた際、劣後債 保有者の大半が損失を被り、CDS決済に至った。

ソシエテ・ジェネラルの銀行アナリスト、ハンク・キャレンティ氏 は「間もなくはっきりするだろうが、まさにアイルランドと同様の損失 負担になりそうな気配だ」とし、「CDSの購入者は大幅に増えるだろ う」と述べた。

原題:Spain Bank Default Swaps Rise on Bets Bailout to Trip Contracts(抜粋)

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