独身女性はオバマ大統領支持、ロムニー候補の2倍-世論調査

大統領選挙に向けた米国の独身女性 の支持は、ほぼ2対1の割合で共和党候補指名が確実なロムニー前マサ チューセッツ州知事よりも現職のオバマ大統領の方に集まっており、全 体的な支持率でのオバマ大統領のリードを後押ししている。全米の有権 者を対象にしたキニピアック大学の世論調査から分かった。

11日公表された調査結果によると、全体の支持率はオバマ大統領 が46%に対しロムニー氏が43%。独身女性は60%がオバマ大統領を支持 し、ロムニー氏の31%のほぼ2倍だった。

キニピアック大学世論調査研究所のアシスタントディレクター、ピ ーター・ブラウン氏は、社会的な問題に関連していると見られる「マリ ッジ・ギャップ(既婚者と独身者の格差)」がオバマ大統領の追い風と なっていると指摘した。独身者全体ではオバマ大統領の支持率が54% と、ロムニー氏の34%を上回る。対して既婚者は51%がロムニー氏支持 に回り、オバマ大統領支持は38%にとどまった。

ブラウン氏は調査報告を送付した電子メールで、「既婚者は景気や 医療保険を重視する傾向があるが、独身者は同性愛者の権利や妊娠・出 産といった問題をより意識している」と記述した。調査は7月1-8日 に実施された。

同氏は、既婚者は年齢層が高めでどちらかというと経済的に安定し ており、より保守的だと分析。また、既婚者には共和党支持者と白人の 比率が高いと説明した。

民主党のオバマ大統領は今年5月、同性婚の支持を表明したほか、 中絶の権利にも理解を示している。一方のロムニー氏は、結婚は男女間 のものと考えると主張し、今月10日にはコロラド州での選挙キャンペー ンで、中絶に反対の姿勢をあらためて強調した。

原題:Obama Tops Romney in Poll With 2-1 Backing From Single Women(抜粋)

--取材協力:John McCormick.