アジア株:もみ合い-景気減速による企業収益への影響を懸念

11日のアジア株式相場はもみ合い。 世界的な景気減速で企業収益が圧迫されるとの懸念が広がった。こうし た中、中国の温家宝首相は鉄道分野への投資を呼び掛けた。

世界最大の鉱山会社、英・オーストラリア系BHPビリトンはシド ニー市場で0.5%安。米シティグループは、中国の景気減速で鉄鉱石需 要が損なわれると指摘した。東京市場ではアドバンテストが値下がりし た。一方、鉄道建設の中国中鉄が香港市場で2.9%高と、中国の鉄道関 連銘柄の上昇をけん引した。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹投信グループ長は、 米企業収益がそれほど良好でなく、欧州債務懸念がくすぶる中で株式は 魅力を失いつつあると指摘。世界の需要見通しをめぐる不透明感が相場 を圧迫していると語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時16分現在、前日比ほ ぼ変わらずの116.62。騰落銘柄比率は下落が約5に対して上昇が4。

日経平均株価の終値は前日比6円73銭(0.1%)安の8851円。

原題:Asia Stocks Swing Between Loss, Gains on Profit Outlook, China(抜粋)

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