米グーグル、プライバシー侵害問題で和解金18億円支払いへ-

インターネット検索最大手の米グー グルは、同社が米アップルのインターネット閲覧ブラウザー「サファ リ」の利用者のプライバシーを侵害したとの訴えに基づく米連邦取引委 員会(FTC)の調査に関連して、和解金2250万ドル(約18億円)を支 払うことで合意に近づいている。事情に詳しい関係者の1人が明らかに した。

まだ公表されていない案件だとして同関係者が匿名を条件に語った ところによると、和解に伴い、サファリのユーザーがネットに接続した 際にグーグルのソフトウエアが閲覧行動をどのように追跡していたかを 解明する調査は終了するという。米スタンフォード大学の大学院生は今 年、グーグルが傘下のダブルクリックの広告ネットワークを使い、アッ プルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォー ン)」やタブレット型コンピューター「iPad(アイパッド)」など の端末に搭載されているサファリを経由してユーザーのプライバシーを 侵害したと報告した。

FTCが一企業に科す制裁金としては過去最高額になる見通し。こ れは企業によるネット上の個人情報への不正アクセス防止に向け、当局 が取り組みを強化していることを示唆している。FTCのセセリア・プ レウェット報道官はコメントを控えた。

グーグルは電子メールで配布した声明で、「ユーザーのために最高 のプライバシー保護と安全基準を当社は設定している」とした上で、 「FTCは2009年のヘルプセンターページを問題視しているが、既にこ のページは変更され、アップルのブラウザーから広告クッキー(情報フ ァイル)を削除する措置を取った」と説明した。同社は、このクッキー は個人情報を集めていないと強調している。

原題:Google Said Near $22.5 Million Settlement in Browser Breach (2)(抜粋)

--取材協力:Jeff Bliss、Sara Forden.

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