米先物ブローカーのペレグリンを当局が提訴、FBIも捜査

米先物ブローカー、ペレグリン・フ ァイナンシャル・グループが、米連邦捜査局(FBI)の捜査を受ける とともに、監督当局からも訴えられている。同社の創業者ラッセル・ワ ーセンドーフ氏は自殺未遂を起こしている。

米商品先物取引委員会(CFTC)がシカゴの連邦地裁に10日提出 した訴状によると、ペレグリンの顧客資金に約2億ドル(約160億円) の「不足」があった。CFTCは「同資金の行方は今のところ分かって いない」とし、ペレグリンとその創業者が不正に流用したと主張してい る。

CFTCはペレグリンとワーセンドーフ氏を相手取り提訴、同社の 資産凍結と書類保全の裁判所命令を求めている。訴状によると、同氏は 9日、アイオワ州にあるペレグリンのオフィスの外で自殺を図った後、 意識不明の状態にある。

業界の自主規制団体である全米先物協会(NFA)の9日の発表に よると、ペレグリンは6月29日前後の段階で約4億ドルの顧客資金があ り、うち2億2500万ドルは銀行に預金していると報告していた。ワーセ ンドーフ氏は預金が500万ドルしかないことに気付き、「銀行の記録を 改ざんしたのではないか」とNFAは指摘している。

FBIのブロー報道官はこの日の電話インタビューで、「現時点で は事実を精査している」と述べた。ペレグリンの広報担当パトリシア・ キャンベル氏に同日、FBIの捜査とCFTCの訴訟に関するコメント を電子メールや留守電で求めたが、返答は得られなかった。

原題:Peregrine Sued by CFTC, Probed by FBI in Wake of Suicide Try (4)(抜粋)

--取材協力:Patrick Oster、Fred Strasser.

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