ヘッジファンド清算した共同創業者、第2のチャンス狙う

ヘッジファンド運営会社ブルーゴー ルド・キャピタル・マネジメントの清算を4月に決定したピエール・ア ンデュランド氏は、新たなヘッジファンドの創設を計画しており、米 JPモルガン・チェースの元バンカーと共にベンチャーキャピタル (VC)に投資する予定だ。

英会社登記当局への届け出によると、アンデュランド氏(35)はア ンデュランド・キャピタル・マネジメントとアンデュランス・ベンチャ ーズの2社を創業した。アンデュランド氏の計画について説明を受けた 関係者2人が匿名を条件に明らかにしたところによると、同氏は来年、 ヘッジファンドでの取引を開始する予定。アンデュランス・ベンチャー ズのパートナー、ニコラス・グランティーノ氏は2003年にJPモルガン を退社し英オックスフォード大学で研究員となっている。

ヘッジファンドに投資するサイエンス・キャピタルのシニアポート フォリオマネジャー、アレックス・アレン氏(ロンドン在勤)は、2度 目に顧客から資金を調達する際には「これまでの経緯を説明し過ちにつ いて説明する能力が問われる」と指摘。「パフォーマンス次第では2度 目のチャンスがあるだろう」と述べた。

アンデュランド氏とブルーゴールドの共同創業者だったデニス・ク レマ氏は、エネルギーに重点を置く同ヘッジファンドの11年の運用成績 がマイナス34%となったことから清算を決定し、顧客に資金を返還し た。08年には209%、09年は55%、10年は13%のリターン(投資収益 率)を達成し、最高投資責任者(CIO)だったアンデュランド氏は成 功した石油トレーダーとして知られるようになった。

原題:(抜粋)

--取材協力:Chanyaporn Chanjaroen、Saijel Kishan.