【テクニカル分析】債券先物1年9カ月ぶり高値へ-一目均衡上昇示唆

三菱UFJモルガン・スタンレー 証券の六車治美シニア債券ストラテジストは、テクニカル分析に基づ くと債券先物は上昇トレンドが継続しており、約1年9カ月ぶり高値 の144円30銭程度を試す可能性があるとの見方を示した。

債券先物市場で9月物は、10日の日中取引で一時144円13銭ま で上昇して直近高値を記録。その後は144円10銭付近でもみ合い。

一目均衡表によると、日足で見た転換線が143円84銭と、基準線 143円74銭を上回っている。また、日足の前日終値は144円08銭と 転換線の143円84銭を上回り、遅行線144円10銭も日足を上回って おり、買い3役を継続した。

六車氏は、こうした一目均衡表に加えて、「パラボリック、MAC D(移動平均収束・拡散)なども買い方向のシグナルを示している」 と指摘する。その上で、先物の次の上値めどとしては「2010年10月 6日に付けた高値144円31銭になる」と説明した。

パラボリックは、価格の高値と安値に着目し算出したSARとい う値から売買タイミングを判断する方法。