NY連銀:07年危機後にバークレイズのLIBOR問題を把握

ニューヨーク連銀は2007年に金融危 機が始まった後、英銀バークレイズとロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)に絡んだ問題が起きている可能性のあることを把握して いた。同連銀の声明で明らかになった。

ニューヨーク連銀のアンドレア・プリースト報道官は電子メールで 配布した声明で、「2007年遅くの金融危機の開始を受けてわれわれが市 場監視を進める中、何カ月にも及ぶ市場参加者との数千件の電話や電子 メールのやりとりを通し、われわれは時折バークレイズからLIBOR に関わる問題の事例報告を受けていた」と明らかにした。

声明はまた、「08年春のベアスターンズ破綻後、同問題に関する最 初のメディア報道の直前、われわれはLIBORの提示がどのように行 われているかについてバークレイズにさらに照会した」と説明。「その 後、LIBORの改革についてのわれわれの分析結果と提言を英国関連 当局に伝えた」と説明した。

米下院金融委員会小委員会のランディ・ノーガバウアー委員長(共 和、テキサス)は、9日付で書簡をニューヨーク連銀のダドリー総裁に 送付し、07年8月から09年11月のLIBORの設定をめぐる同連銀とバ ークレイズのやり取りの記録を13日までに開示するよう要請した。

上院銀行委員会のティム・ジョンソン委員長は声明で、「これらの 疑惑や関連する対策についてさらに知るため」、関係者との会合を計画 していることを明らかにした。今後の公聴会で、ガイトナー財務長官や 米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長にも「この問題で上 院議員の質問に回答する準備を進める」よう要請しているという。

原題:New York Fed Says It Knew of Barclays Libor ‘Problems’ in Crisis(抜粋)

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