NY銅:下落-中国の輸入減少で需要への懸念増大

10日のニューヨーク銅先物相場は下 落。中国の銅輸入が昨年8月以来の低水準に落ち込み、需要減速への懸 念が強まったことから、過去4営業日で3度目の下げとなった。

中国税関総署によると、世界最大の金属消費国である同国の6月の 銅輸入は18%減少した。輸入全体も6.3%増と、ブルームバーグがまと めたエコノミストの予想中央値(11%増)を下回った。銅相場はドルが 6通貨のバスケットに対して上昇し、代替投資先としての商品の魅力が 低下したことも、下げ材料。

RJOフューチャーズのシニア・ブローカー、フランク・コリー氏 は電話インタビューで、「中国の景気拡大が実際に減速している兆候が 一段と増加しているのを目にしている」と指摘。「中国は金属の最大の 消費国であり、市場参加者は不安になっている。市場は中国の回復を必 要としている」との見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 9月限は前日比1%安の1ポンド=3.398ドル。銅相場は世界の成長鈍 化で需要が減少するとの懸念拡大から、4-6月期は8.6%下落。

原題:Copper Declines as China Import Slump Adds to Demand Concerns(抜粋)

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