東芝:記憶装置分野に研究開発費1兆800億円の6割投入へ-海外注力

東芝は10日、今後3年間に予定して いる、総額1兆円超の研究開発費のうち6割を記憶装置分野に振り向け ると発表した。海外での研究開発にも力を入れ、人員を増やす計画だ。

NAND型フラッシュメモリやストレージクラウドサービスなどの 記憶装置分野は、同社の主力のひとつ。インドなど海外での研究開発を 拡充し、人員を2014年度までに400人増員する。また、エネルギー分野 でも海外研究開発の人員を同年度までに300人増やす。

これにより、同社の特許出願件数のうち海外分を7割に増加させ る。11年度は5割だった。また、ライセンス収入を14年度には11年度比 で1.3倍に伸ばす計画だ。

東芝が5月に発表した中期経営計画では、研究開発費は14年度まで の3年間で1兆800億円を予定。同期間中に、営業利益は前期実績の 約2.2倍の4500億円に増やし、売上高は前期比28%増の7兆8000億円と する計画。