全日空:成田―ヤンゴン、デリーの直行便就航-国際線充実で10月から

全日本空輸は10日、ミャンマーのヤ ンゴンとインドのデリーにそれぞれ直行便を10月に就航すると発表し た。需要の拡大が見込まれるアジア地域での国際線ネットワークを拡充 し競争力の強化を目指す。日本からミャンマーへの直行便は12年ぶりの 再開となる。

成田国際空港-ヤンゴン線は10月15日に開設、週3便運航で使用機 材はボーイング737。デリー線は28日からで、機材はB767、週7 便の毎日運航となる。日本からのビジネスや観光需要に対応するほか、 日本経由で北米-アジア間を往来する旅客を取り込む。

全日空の伊東信一郎社長は4月に、民主化が進み開放政策にシフト しつつあるミャンマーに定期便を再開すると発表済み。伊東社長は開設 理由について、今後の経済成長と発展を見込み日本企業がすでに進出を 開始しており、経済界から強い要望が出ていると説明していた。

デリー便の就航は成田からの直行便としては同社にとって初めてで 経由便では11年ぶりとなる。全日空は既にムンバイに直行便を飛ばして いるが、デリー便では日本航空が先行しており、ライバルを追い上げる 格好となる。広報担当の手塚愛美氏は「ヤンゴン便はまず日本のビジネ ス需要に対応し、将来は観光にも発展させたい。また、デリーは北米間 の流れが多く、成田経由の接続需要が中心になると考えている」とコメ ントした。