中国:貿易回復に向けた基盤は安定していない-税関総署

中国税関総署は、世界需要が縮小す るとともに国内のコストが上昇する中で、同国の貿易は回復に向けた基 盤が安定していないと指摘した。

税関総署は10日発表した声明で、輸出企業約2000社を対象に当局が 先月実施した調査は、近い将来において「中国の国際貿易環境が依然と して楽観的ではない」ことを示唆していると説明した。

税関総署は「世界金融危機の基本的な影響がなお残っており、世界 経済の回復は勢いを失い、主要国は深刻な債務問題や高い失業率、消費 意欲の減退に苦しめられている」と指摘した。

税関総署によると、中国経済の減速は「景気の下降圧力の高まりと 内需の鈍化」が影響。人件費や人民元高、資金調達のコスト上昇に伴い 中国輸出企業は価格競争力を弱め、国際市場でのシェア低下に苦しむ状 況が続いているという。

原題:Foundation for China Trade Rebound Not Stable, Customs Says(抜粋)

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