米FRB、金融政策の指針示す四半期報告の導入を検討中

米連邦準備制度理事会(FRB)は 当局の経済見通しや取り得る政策方針に関する指針をより明確に示すた め、四半期ごとの金融政策報告書を導入する是非を議論している。

フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁は今月5日のインタビュー で、「それについてよく話している。問題は理路整然と意味を成し、当 局の意思伝達を向上する形でまとめられるかどうかだ」と述べた。

プロッサー総裁はFRBの決定や政策に関する説明の改善方法を検 討するためにバーナンキ議長が設置した委員会のメンバー。バーナンキ 議長は、明確なインフレ目標や記者会見を導入して透明性向上を図って おり、半年に一度の議会証言を来週行う予定。

元FRB理事で現在はコロンビア大学経営大学院の教授を務めるフ レデリック・ミシュキン氏は「FRBは大きな進展を遂げたが、このプ ロセスを完了する必要がある」と述べ、「説明責任を果たすとともに、 市場に行動する理由を理解させたいのだろう」と指摘した。

FRBはこのほかにもバーナンキ議長の新機軸として、インフレや 経済成長率、失業率、政策金利の見通しに関する各当局者の見方を匿名 で年4回公表し始めた。ミシュキン教授は、こうした当局の努力にもか かわらず投資家はまだ、新たな経済データでFRBの政策がどう展開す るのかを推測しなければならない状況にあると付け加えた。

原題:Fed Debates Monetary Report as Guide to Policy: Economy (2)(抜粋)

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