モンティ伊首相:来年の選挙後、新政権に加わる意思ない

イタリアのモンティ首相は来年に任 期が切れた後、新政権に加わる意思はないと表明した。

同首相は10日、ブリュッセルで開かれた欧州財務相会合を終えて記 者団に対し、「次の選挙後に政権にとどまることはこれまで常に否定し てきたし、今でもそうだ。選挙が行われた時点で、わたしが光栄にも率 いている現政権の使命が終わるのは当然のことだ」と語った。

イタリアの一部メディアは、モンティ首相は来年4月の選挙後も政 権にとどまるよう要請される可能性があると報じていた。

スピロ・ソブリン・ストラテジー(ロンドン)のマネジングディレ クター、ニコラス・スピロ氏は「意外な決断というわけではないが、市 場は前向きに受け止めないだろう」と指摘。「多くの投資家にとって、 イタリアの信用リスクを考える上で政治は鍵となる要素だ。イタリアが ユーロ圏危機に吸い込まれて以降、『流れを変えた出来事』があるとす れば、それはモンティ氏の首相指名だ」と述べた。

モンティ氏は昨年11月、退陣したベルルスコーニ前首相に代わり新 首相に指名された。

世論調査会社SWGが6月15日に発表したところによれば、モンテ ィ首相の支持率は6月に33%と過去最低に落ち込んだ。これは、昨年11 月の首相指名時の半分未満の水準。

モンティ首相は、選挙後も上院の終身議員として議会にはとどまる と述べた。

原題:Monti Says He Excludes Serving Beyond End of Term Next Year (1)(抜粋)

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