スペイン債利回り、EUサミット成果不足示唆-エラリアン氏

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)のモハメド・エラリアン最高経営責任 者(CEO)は、スペイン債の利回りがギリシャなどが救済申請に至っ た当時と同水準にあることについて、先月の欧州連合(EU)首脳会議 が域内債務危機の食い止めには不十分であったことを示唆していると述 べた。

スペイン10年債利回りは9日、7%を上回る水準に上昇した。これ はギリシャやポルトガル、アイルランドに緊急融資の申請を促した水準 に相当する。ドイツ10年債との利回り格差は10ベーシスポイント(b p、1bp=0.01%)拡大して573bpと、先月18日に記録した過去最 大まで16bp未満に迫った。

エラリアン氏はブルームバーグラジオとのインタビューで、「前回 のEUサミットでは多くの成果があったが、十分ではなかったと受け止 められていることを同利回りは示唆している」と指摘。「財務体質が弱 い銀行と信用力の低い国家との関連性を断ち切るには至らなかった。欧 州安定化メカニズム(ESM)の資金基盤は拡大されなかった」と話し た。

原題:Spanish Yields Show Summit Shortfall, El-Erian Says: Tom Keene(抜粋)

--取材協力:Ken Prewitt.