ギリシャ経済は予想より大幅に縮小へ、内需減で-調査財団

ギリシャ経済は今年、失業率上昇や 賃金・年金引き下げによる内需減少で、予想より大幅に縮小する見通し だ。アテネに本拠を置く経済産業調査財団(IOBE)が9日に同国経 済に関する四半期報告書で明らかにした。

それによると、2012年のギリシャ経済成長率は昨年と同様にマイナ ス約6.9%となり、4月2日時点の予想のマイナス5%より悪化する見 込み。年初以降、個人需要の落ち込みが激しいため労働市場への悪影響 が続くことから、今年の失業率は23.6%に達する見通しだという。 IOBEはヤニス・ストゥルナラス氏が6月26日に財務相に指名される まで理事長を務めていた。

ギリシャ支援の条件とされた緊縮策の一環として実施された賃金・ 年金の引き下げや増税で不況が深刻化する中、失業率は1-3月(第1 四半期)に過去最悪の22.6%に上昇。国内総生産(GDP)は前年同期 比で6.5%縮小した。

原題:Greek Economy to Shrink More Than Forecast, Research Group Says(抜粋)