香港株(終了):下落-中国の不動産規制継続を嫌気

香港株式相場は下落。ハンセン指数 がこの1カ月余りで最大の値下がりとなった。中国の温家宝首相が不動 産市場の抑制策を続ける方針を表明したことが響いた。米雇用統計が予 想を下回ったことも、世界の成長をめぐる懸念に拍車を掛けた。

碧桂園(カントリー・ガーデン・ホールディングス、2007 HK) が3.9%安と、中国本土の不動産株の下げを主導。この4カ月で2度目 の最高経営責任者(CEO)交代を発表した食肉製造・販売の中国雨潤 食品集団(1068 HK)は9.8%下落した。北米を最大の市場とする電動工 具メーカーのテクトロニック・インダストリーズ(創科実業、669 HK) は4.5%下げた。

米ウォルマート・ストアーズなどの小売企業に玩具や衣料品を納入 するリー・アンド・フォン(利豊、494 HK)や、米ナイキの靴を受託生 産する裕元工業(集団、551 HK)も売られた。

ハンセン指数は前週末比372.55ポイント(1.9%)安の19428.09で 終了。指数を構成する49銘柄のうち45銘柄が下げた。ハンセン中国企業 株(H株)指数は2.4%安の9447.24で引けた。

マニュライフ・アセット・マネジメントのファンドマネジャー、テ ラス・チャム氏(香港在勤)は「中国では不動産セクター以外で一段と 的を絞った緩和策が幾つか実施される可能性がある」と予想。「投資家 はより長期の構造的問題の方をもっと懸念している」とも語った。

原題:Hong Kong Stocks Decline on China Property Curbs, U.S. Jobs Data(抜粋)

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