フェデラー、全英最多7度目制覇で慈善団体に思わぬ1260万円

英ロンドン郊外で開催されたテニス のウィンブルドン選手権は8日の最終日、男子シングルス決勝でロジャ ー・フェデラー(スイス)が過去最多に並ぶ優勝を果たした。この優勝 は慈善団体「オックスファム」に、思いがけない10万1840ポンド (約1260万円)をもたらすことになった。

英ブックメーカー(掛け屋)のウィリアム・ヒルの発表資料による と、2009年に59歳で亡くなったニック・ニューライフさんは03年、フェ デラーが20年までにウィンブルドンで7回優勝することに1520ポンドを 賭けていた。掛け率は66対1。ニューライフさんは貧困撲滅を目指すオ ックスファムに全財産を寄贈していたため、今回の勝ち金が同団体に贈 られることになったのだ。

ウィリアム・ヒルの広報担当、グラハム・シャープ氏は発表資料 で、ニューライフさんは「残念ながら、テニスを対象とする賭けで恐ら く最も目を見張る結果をフェデラーがもたらすのを生きて目にすること はできなかった」と語った。

フェデラーはアンディ・マリー(英国)との決勝で第1セットを取 られたものの、その後は3セット連取して勝利。ウィンブルドンで、ピ ート・サンプラスとウィリアム・レンショーと並ぶ7度目の優勝を果た した。

これでフェデラーは、2010年全豪オープン以来のグランドスラム (4大大会)制覇となったほか、世界ランキング1位への返り咲きも決 まった。

原題:Federer’s Seventh Wimbledon Title Gives Oxfam $158,000 Bet Bonus(抜粋)