アジア株:1カ月ぶり大幅安-世界経済めぐる懸念強まる

9日のアジア株式相場は1カ月ぶり の大幅安となった。日本の機械受注が減少したことに加え、中国の温家 宝首相が国内経済に対する下押し圧力は「比較的大きい」との認識を示 したことが響いた。

MSCIアジア太平洋指数はロンドン時間午前7時17分(日本時間 午後3時17分)現在、前週末比1.5%安。騰落銘柄比率は上昇1に対し て下落が約3。

みずほ投信投資顧問の江尻昌彦シニアファンドマネジャーは、長期 的な成長をめぐる問題がくすぶっていると指摘。マクロ経済環境に対す る見方はネガティブだとし、守りのポジションを維持していると語っ た。

韓国のサムスン電子がソウル市場で3%下落。世界的な景気減速で 売り上げが損なわれるとの懸念が強まった。レアアース(希土類)のジ ルコン生産で世界最大手のオーストラリアのアイルカ・リソーシズは、 売上高見通しの下方修正が響いて24%の大幅安。最高経営責任者 (CEO)の交代を発表した食品メーカーの中国雨潤食品集団は、香港 市場で9.3%下げている。

--取材協力:. Editors: 笠原文彦, 関根裕之

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