FRB、15年半ばまでゼロ金利政策-ゴールドマンとBOA

ゴールドマン・サックス・グループ とバンク・オブ・アメリカ(BOA)は、6月の米雇用統計が予想より 弱かったことから米連邦準備制度理事会(FRB)が2015年半ばまで政 策金利をゼロ近くに維持するとの見方を示した。

FRBと直接取引するプライマリーディーラー(政府証券公認ディ ーラー)の両行によれば、少なくとも14年遅くまで事実上のゼロ金利政 策を維持すると表明しているFRBは新たな資産購入策を決める前にい わゆる「フォワードガイダンス」を修正する見込み。

ゴールドマンのニューヨーク在勤チーフエコノミスト、ジャン・ハ ッチウス氏は8日のリポートで、金利を据え置く時期は「『14年遅く』 という最初の発表から6カ月間延びた」と指摘、7月31日と8月1日に 開催となる次回の連邦公開市場委員会(FOMC)でこうした変更を発 表する可能があると予想した。

FRBは6月、保有する短期国債を期間が長めの米国債と入れ替え るオペレーション・ツイスト(ツイストオペ)の期限を年末まで延長す ることを決めたが、この終了時に新たな資産購入を実施するとハッチウ ス氏は予想する。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)のニューヨーク在勤エコノミス ト、ミシェル・マイヤー、ジョシュア・デンナーレイン両氏は6日のリ ポートで、小売売上高と鉱工業生産、耐久財受注のデータ内容がFRB の行動時期を決めるとの認識を示した。「われわれの見解では、資産の 追加購入5000億ドル(約40兆円)に先立ち、フォワードガイダンスを14 年遅くから15年半ばに変更することが次のステップだ」と記し、小売売 上高が期待外れとなる公算大だと付け加えた。「製造業の生産と耐久財 受注は軟調となると見込んでいる」という。

原題:Goldman Sachs, Bank of America Say Fed to Hold Rate to Mid 2015(抜粋)

--取材協力:Caroline Salas Gage、Jonathan Annells.