アジア株:3日続落、景気鈍化で企業業績への影響を懸念

9日午前のアジア株式相場は3営業 日続落。経済成長の鈍化に伴い企業の利益が損なわれつつあるとの懸念 が広がった。中国の温家宝首相が同国経済に対する下押し圧力は「比較 的大きい」との認識を示したほか、米雇用統計の期待外れの結果に続 き、日本の機械受注が予想を上回る減少となったことが響いている。

東京市場ではコマツが下落。世界最大の鉱山会社、英・オーストラ リア系BHPビリトンは金属相場の値下がりを嫌気して1.3%下げた。 レアアース(希土類)のジルコン生産で世界最大手の豪アイルカ・リソ ーシズは21%安。同社はジルコンの売上高見通しを最大50%引き下げ た。中国海外発展を中心に香港に上場する中国本土の不動産銘柄も安 い。温首相は住宅価格が再び上昇するのを阻止すると表明した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時2分現在、前週末 比0.8%安の117.71。騰落銘柄比率は上昇1に対し下落が約3。

原題:Asian Stocks Drop Third Day on Growth Concern From China to U.S.(抜粋)