中国:6月CPI、2年5カ月ぶり低い伸び-緩和余地広がる

中国の6月の消費者物価は、2年 5カ月ぶりの低い伸びとなった。同国当局は先週、過去1カ月間で2回 目となる利下げを実施したが、インフレ鈍化が示されたことを受けて緩 和政策の余地が広がった。

国家統計局が9日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年 同月比2.2%上昇した。ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場関係 者32人の予想中央値は2.3%上昇だった。同月の生産者物価指数( PPI)は同2.1%低下だった。予想中央値は2%低下。

CPI上昇率が政府目標の4%を下回るのは、これで5カ月連続。 中国経済は4-6月(第2四半期)に6四半期連続で減速したとみられ ており、この日のインフレ指標は景気下支えのために一段の措置を講じ るよう当局に促す可能性がある。

HSBCホールディングスでアジア経済調査の共同責任者を務める 屈宏斌氏(香港在勤)は統計発表前、「景気の下向き傾向によって、当 局が緩和策を強化する余地が十分に与えられる」と述べていた。

6月のCPIは前月比では0.6%低下と、2年ぶりの大幅低下とな った。PPIは同0.7%低下だった。

CPI構成要素の約3分の1を占める食品価格は前年同月比3.8% 上昇、前月比では1.6%低下だった。

原題:China’s Inflation Eased to 29-Month Low of 2.2% in June (1)(抜粋)

--取材協力:Chua Baizhen.

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