米中西部の熱波でトウモロコシ生産への被害拡大-在庫大幅引

米国は1980年代のレーガン政権時代 以降で最悪の干ばつに見舞われ、トウモロコシ生産に影響が出ている。 被害は急速に拡大しており、米政府が7月の需給報告で発表する国内在 庫予想の引き下げ幅は記録的な水準になりそうだ。米国は世界最大のト ウモロコシ生産国。

ブルームバーグが集計したアナリスト31人の予想の平均では、イー ルド(単収)の減少に加え世界の需要が過去最高水準に達するとみられ るため、米国の2013年9月1日時点のトウモロコシ在庫は12億1600万ブ ッシェル(約3089万トン)になるとみられている。予想通りなら、米農 務省が6月12日に発表した予想を35%下回り、在庫見通しの引き下げ幅 は少なくとは1973年以降で最大となる見込み。同省は11日に収穫高と在 庫の見通しを発表する。

トウモロコシの1日時点の作況は1988年以降で最悪。米政府のデー タによると、中西部では先週の熱波で過去最高かそれを上回る気温 が1067件観測された。トウモロコシ相場は過去3週間で37%高騰。ラボ バンク・インターナショナルは6月28日、相場が12月までにさらに15% 上昇し過去最高の1ブッシェル当たり8ドルに近づくとの見通しを示し た。

原題:U.S. Corn Growers Farming in Hell as Heat Spreads: Commodities(抜粋)

--取材協力:Steve Stroth.