東エレク株が大幅安、受注低調で2か月ぶり下落率-東京市場

東京エレクトロン株が大幅安で約2 カ月ぶりの下落率となった。前週末に発表された4-6月期の半導体製 造装置やフラットパネルディスプレー、太陽電池の製造装置の受注(速 報値)が前四半期(1-3月)比で大幅減となったことが材料視され た。

同社株は一時、前週末比5.6%安まで売られ、5月18日に記録し た6.3%以来の日中下落率となった。午前の終値は同5.2%安の3495円。

同社が6日発表した4-6月期の受注高は、前四半期比28%減 の790億円。半導体製造装置はロジックとメモリがともに減少し、薄型 パネルも低水準だった。

4-6月受注額速報値は、JPモルガン証券の事前予想1020億円を 大きく下回った。これを受け、同証券は7日付リポートで、投資判断を オーバーウエートから中立に、目標株価を5100円から4100円に引き下げ た。森山久史アナリストは、半導体製造装置で東芝などからの受注が減 少した、と推定。「利益回復に時間を有する」と予想している。