ユーロ圏単一の銀行監督機関、年内発足が必要-バルニエ委員

欧州連合(EU)の行政執行機関で ある欧州委員会のバルニエ委員(域内市場・金融サービス担当)は9 日、ユーロ圏首脳が先月合意した単一の銀行監督機関は、システム的に 重要と見なされる銀行だけでなく、ユーロ圏の銀行全体を統括すべきだ との見解を示した。

バルニエ委員はブリュッセルで開かれた欧州議会経済金融委員会の 公聴会で、新たな監督機関は年末までに発足させる必要があると語っ た。また、同機関は少なくともユーロ圏17カ国すべての銀行を監督する 必要があると指摘した。

同委員は「当然ながら全ての銀行を対象にする必要があると考えて いる」と述べた。責任は分散する形で各国の当局者に委ねられる可能性 があるとも語った。

ユーロ圏首脳は6月29日、「銀行と国家の間の悪循環を断ち切るこ とが欠かせない」と表明。この目標を達成するため、単一の銀行監督機 関が設立されたら、ユーロ圏の恒久的な救済基金である欧州安定化メカ ニズム(ESM)から銀行に直接資本を注入することが可能になると指 摘した。

首脳らは欧州委に対し、単一の銀行監督機関に関する案を「近く」 提示するよう求めた。バルニエ委員は、欧州委が9月に計画を公表する と述べた。

原題:EU to Propose Single Supervisor for All Banks, Barnier Says(抜粋)

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