クーレ理事:ECBは非標準的措置の追加が必要と認識せず

欧州中央銀行(ECB)のクーレ理 事は、ECBが景気の下支えや債務危機への対応を目的とする非標準 的措置の追加実施は現時点で必要ないと認識していることを明らかに した。

同理事はフランスのエクサンプロバンスで6日に行ったインタビ ューで、ECBが量的緩和の実施を迫られるかとの質問に対し、「現時 点で非標準的措置の追加実施は必要ないというのがECB理事会の認 識だ」と回答。「現段階でそれは議題に上がっていない」と語った。

ECBは5日、中銀預金金利の0%への引き下げを含む利下げを 決定したが、これを受けてECBが最終的に米連邦準備制度理事会(F RB)やイングランド銀行(英中銀)に続いて量的緩和を迫られるか もしれないとの観測に拍車が掛かった。ECBのドラギ総裁は政策決 定後の記者会見で、利下げによる経済への効果は「控え目」だろうと 述べている。

クーレ理事は、中銀預金金利をマイナスに引き下げることは「理 論上」可能だが、これもECBがいま必要とする措置ではないとの認 識を示した。

原題:ECB Sees No Need for More Non-Standard Policy Now, Coeure Says(抜粋)

--取材協力:Gabi Thesing、Jeff Black、Jana Randow.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE