英重大不正捜査局:LIBOR問題で刑事捜査開始を決定

英重大不正捜査局(SFO)は、英 銀バークレイズへの記録的な制裁金につながった銀行間金利操作問題 で、刑事捜査を開始する。

SFOのデービッド・グリーン局長が6日電子メールで、「捜査の 対象としてLIBOR問題を受理する」決定を発表した。

英銀2位のバークレイズはロンドン銀行間取引金利(LIBOR) 設定に絡み不正確な金利を報告していたことを認め、米英の当局から4 億5100万ドル(約360億円)の制裁金を科された。デリバティブ(金融 派生商品)取引で利益を上げることと自行の資金調達環境を良く見せか けることが目的だった。

オズボーン英財務相は先週議会で、英金融サービス機構(FSA) が同問題での刑事捜査の可能性について、SFOの検察官らと連絡を取 っていると明らかにした。野党・労働党のミリバンド党首とジョンソ ン・ロンドン市長は刑事捜査を求めていた。

米司法省は既に刑事捜査を実施している。シティグループやロイヤ ル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)、UBS、 ICAP、ロイズ・バンキング・グループ、ドイツ銀行などLIBOR 設定にかかわる銀行が、世界のいずれかの当局の調査や捜査の対象にな っている。

原題:Libor Criminal Investigation Opened by U.K. Fraud Prosecutors(抜粋)