ドイツ:5月の鉱工業生産は1.6%上昇、予想以上-建設が好調

ドイツでは5月の鉱工業生産が前月 比でエコノミスト予想を上回る伸びとなり、前月の落ち込みから大きく 持ち直した。建設業が好調で、同国経済をソブリン債危機の影響から守 った。

独経済技術省が6日発表した5月の鉱工業生産指数は前月比1.6% 上昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト36人の調査中 央値では0.2%上昇が見込まれていた。4月は2.1%低下(改定前2.2% 低下)。5月は前年同月比(営業日数調整後)で横ばいとなった。前月 は0.6%低下(改定前0.7%低下)した。

デカバンクのエコノミスト、アンドレアス・ショイアレ氏(フラン クフルト在勤)は「ドイツ鉱工業は今のところ極めて良好だが、向こう 数カ月ではユーロ圏債務危機による悪影響が幾らか出てくるだろう」と 述べ、「ユーロ圏ではすべてがリセッション(景気後退)の方向を示し ており、世界経済は欧州の脆弱(ぜいじゃく)性を補えない状態まで減 速した」と続けた。

発表によれば、5月の製造業生産は前月比で1.8%増加した。消費 財が3.8%の大幅増となったことが寄与した。投資財は1.7%、建設 は3.1%それぞれ増えた。

原題:German Industrial Production Increased More Than Forecast in May(抜粋)

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