中国株(終了):1週間ぶり大幅高、不動産株高い-利下げで

中国株式相場は上昇。上海総合指数 が1週間ぶりの大幅高となった。中国人民銀行(中央銀行)が1カ月ぶ りの利下げを実施したことを受け、銀行株が売られたものの、不動産株 や工業銘柄が買われた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は前日比22.23ポイント(1.0%)高の2223.58で終 了。取引時間中には0.7%下落する場面もあった。上海、深圳両証取の A株に連動するCSI300指数は同1.7%高の2472.61。

華泰証券のアナリスト、チョウ・リン氏は「利下げが経済の悪化懸 念を裏付けているとして、午前中にはまだパニックが広がっていた」と 指摘。「これは全ての人が抱えていた懸念だ。午後には投資家は落ち着 き、事態はそれほど悪くないと考え始めた」と述べた。

不動産会社の万科企業(000002 CH)や保利房地産集団(600048 CH)、建設機械メーカーの三一重工(600031 CH)が高い。貸出金利の 自由化が資本集約的な企業にプラスになるとの見方をシティグループが 示した。

一方、中国工商銀行(601398 CH)や中国建設銀行(601939 CH)な ど銀行株は下落。バークレイズによれば、利下げを受け銀行の平均純利 益が来年は最大で54%減少する見通し。

原題:China Stocks Climb Most in a Week as Rate Cut Boosts Developers(抜粋)

--取材協力:Belinda Cao、Allen Wan.