トヨタ社長:今後もある程度の国内生産量は確保-海外生産増加傾向

トヨタ自動車の豊田章男社長は国内 外の生産について、需要のあるところで生産するのが基本と指摘した 上で、今後さらに海外シフトせざるを得ない部分もあるが、内容は変 わっても、ある程度の国内生産量は確保していく考えを示した。

豊田社長は6日、高級車ブランド「レクサス」を生産するトヨタ 自動車九州(福岡県)の工場で記者団に対し、国内生産300万台を維 持する方針をあらためて示した。また、欧州市場については、円高も あり量の面では苦戦していると指摘しながらも、苦しいときこそブラ ンド構築に努めていくと強調した。

トヨタは同日、九州工場で新型レクサスESのラインオフ式を実 施した。豊田社長は新型でハイブリッド版も新たに設定したことなど に触れ、ESがレクサスブランド全体を「新たなステージに押し上げ る」と述べ、販売拡大への期待を示した。

レクサス・インターナショナルの旭利夫主査は会見で、ESの世 界販売目標について月1万台で、うち米国5200台、中国3200台と明 らかにした。米国での販売価格は3万6000-4万4000ドルを想定し、 ベンツCクラスやキャデラックCTSなどと競合するとみている。