ブラジル:減税など新たな景気刺激策を用意-開発省次官

ブラジル政府は2013年に景気を刺激 するための新たな政策の一環として、給与税の引き下げと融資の拡大を 検討している。開発・工業・貿易省のテイシェイラ次官が明らかにし た。

テイシェイラ次官は5日のインタビューで、「可能な限り早急に」 詳細を詰めるとし、ブラジル製造業を国外の競争相手から守るための貿 易保護策が含まれる可能性があると述べた。これとは別に、ブラジル中 央銀行が電子メールで配布した発表文によると、同国政府は製造業20業 種に対する総額67億レアル(約2650億円)の融資枠の金利を現在の9% から8%に引き下げた。

ブラジルの5月の鉱工業生産は前月比0.9%減と、3カ月連続で減 少。通貨レアル安による恩恵は世界需要の減少に相殺された。ブラジル 政府はすでに減税や利下げ、国産品の購入プログラムなど複数の措置を 講じている。

テイシェイラ次官は新たな措置について、「世界危機がブラジル経 済、具体的には製造業と輸出に与えている影響の軽減を図るためのもの だ」と説明。「13年の景気回復に向けた基盤を構築する必要がある」と 語った。

原題:Brazil Readies New Industry Stimulus Measures, Teixeira Says (2)(抜粋)