日銀の国債買い入れ(輪番オペ)が再び札割れ、5月以来-1年以下(1)

日本銀行が午前の金融調節で実施し た国債買い入れ(輪番オペ)で、応札額が予定額を下回る札割れが再 び発生した。輪番オペでの札割れは5月以来。

日銀発表によると、残存期間1年以下のオペでは予定額3100億円 に対して、応札額が1853億円にとどまり、全額を落札した。5月18 日実施の同オペでは2006年2月以来、現在のように残存期間別の買い 入れとなった09年2月以降では初めて札割れとなった。

一方、残存期間1年超10年以下のオペでは予定額2500億円に対 して、7573億円の応札があり、2504億円を落札した。

RBS証券の福永顕人チーフ債券ストラテジストは、今回の札割 れについて、「日銀の買い入れ下限利回りである0.10%でも売りたい 人がいなかったということ。グローバルな金融緩和を受けて日銀にも 緩和期待が生じ、朝方から中短期債利回りが低下していた影響もある」 と説明した。もっとも、「0.10%で売りたい人が二度と出てこないとい うわけでもないので、今後は札割れが発生したり、回避したりが続く のではないか」との見方も示した。

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