米雇用者数:6月は伸び回復でも4~6月の低迷鮮明か-調査

米国の雇用者数の伸びは6月に回復 したものの、4-6月(第2四半期)は四半期としてはこの2年余りで 最も低い伸びにとどまったようだとエコノミストらはみている。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト84人の予想中央 値によると、6日発表される6月の非農業部門雇用者数は前月比10万人 増が見込まれている。5月は6万9000人増で、過去1年で最低の伸びだ った。政府部門を除く民間部門の雇用者数は10万6000人増加したもよ う。予想通りなら4-6月期は四半期ベースで2010年1-3月(第1四 半期)以来の低い伸びとなる。6月の失業率は8.2%と、前月から横ば いが見込まれる。

ジョン・ハンコック・ファイナンシャル・サービシズのチーフエコ ノミスト、ビル・チェイニー氏は「労働市場はもたついているものの、 回復している」と指摘。「雇用創出ペースが確実に25万人を超えるまで は、労働市場は脆弱(ぜいじゃく)だと感じるだろう」と述べた。

米労働省は雇用統計をワシントン時間午前8時半(日本時間午後9 時半)に発表する。ブルームバーグがまとめた非農業部門雇用者数の予 想レンジは、前月比3万5000-16万5000人増。

失業率の予想レンジは8.1-8.3%。失業率は09年2月以降8%を上 回る水準で推移しており、これは1948年からの月次統計で最長。

--取材協力:Chris Middleton.