NY原油時間外:一段安、下げ幅1ドル超-欧中利下げ効果薄

ニューヨーク原油先物相場は6日の 時間外取引で一段安。欧州と中国が利下げしたが、経済成長と需要の押 し上げ期待にはつながらなかった。

原油先物は一時、1.4%下落。前日の通常取引は0.5%下落。欧州中 央銀行(ECB)は政策金利を過去最低に引き下げたが、ドラギ総裁は ユーロ圏の経済見通しへの下降リスクが顕在化してきたとの見方を示し た。中国人民銀行(中央銀行)も利下げした。6月の米雇用統計につい ては、非農業就業者数は増加、失業率は変わらずが予想されている。北 海ブレント原油は下落した。石油生産を中断させているストの中止のた めにノルウェー政府が介入するとの見方が出ている。

CMCマーケッツ(シドニー)の市場担当チーフアナリスト、リッ ク・スプーナー氏は「相場はここから落ち着き、需要改善の証拠を探す だろう。世界経済が反発するのかどうかを見極めるには、8月か9月ま で待つ必要があるだろう。6日に発表される米非農業就業者数が短期的 には大きな材料になりそうだ」と述べた。

原油先物8月限は一時、1.19ドル安の1バレル当たり86.03ドルを 付けた。シンガポール時間午前11時50分(日本時間午後0時50分)現 在、86.07ドルで推移している。今週に入ってからは1.3%上昇してお り、週間ベースでは2週連続の上昇となりそうだ。2週連続上昇は4月 以来。年初来では13%の下落。

原題:Oil Drops in New York as Growth Concern Weighs on Demand Outlook(抜粋)

淡路毅 +81-3-3201-2107 tawaji@bloomberg.net

堀江広美 +81-3-3201-8913 hhorie@bloomberg.net;

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