香港株(終了):小幅反落-中国の利下げ受け銀行株が安い

香港株式相場は小幅反落。ハンセン 指数は前日の2カ月ぶり高値から下げた。中国の利下げを受け利益が減 少するとの見通しから、銀行株が急落。ただ、金利低下が住宅需要を後 押しするとの見方から不動産株が買われたため、下落幅は限定された。

中国建設銀行(939 HK)や中国農業銀行(1288 HK)など銀行株が 安い。バークレイズが利下げで来年の利益が減少すると予想した。一 方、中国人民銀行(中央銀行)は銀行がローン金利を基準金利に比べ低 く設定できる裁量幅も拡大したため、中国海外発展(688 HK)や遠洋地 産(3377 HK)など不動産株は値上がりした。

ペトロチャイナ(中国石油、857 HK)は0.5%安。中国政府が燃料 価格を引き下げる可能性があるとの報道が手掛かりとなった。

ハンセン指数は前日比8.49ポイント安の19800.64で終了。ハンセン 中国企業株(H株)指数は同0.2%安の9679.62で引けた。

パイパー・ジャフレー・アジア・セキュリティーズのプリンシパル トレーダー、アンドルー・サリバン氏(香港在勤)は「中国は危機から 隔離されているわけではない」と指摘。「利下げは景気を支えるが、人 々は借りた金をどう使えばいいか分からない。十分な経済成長にはつな がらないため、急いで相場を追いかける必要はない」と述べた。

原題:Hong Kong Stocks Decline as Lenders Drop on China Rate Cut (抜粋)

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