米社債保証コスト上昇、ECB利下げ効果限定的-CDS取引

5日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが1週間ぶりに上 昇。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は政策金利を過去最低に引き 下げたことについて、実体経済への効果は限られる可能性があるとの認 識を示した。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後4時44分(日本時間6日午前5時44分)現在、2.5ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇の109bp。

ECBはフランクフルトで5日開いた定例政策委員会で、主要政策 金利であるリファイナンスオペの最低応札金利を1%から過去最低 の0.75%に引き下げた。ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査 では、64人中49人がこの結果を予想していた。ECBは下限政策金利で ある中銀預金金利も0.25%から0%に引き下げた。

オデオン・キャピタル・グループのトレーダー、ロバート・グリム 氏は電話インタビューで、ECBの今回の措置について、「実質的とい うよりも象徴的なものだ」と述べた。

原題:Credit Swaps in U.S. Rise as ECB Cuts Main Rate to Record Low(抜粋)

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