NY銅:2週間ぶり大幅安-米雇用者数増で緩和期待が低下

5日のニューヨーク銅先物相場は2 週間ぶりの大幅安。6月の米雇用者数の増加幅が市場予想を上回り、労 働市場が悪化しているとの懸念が緩和され、米連邦準備制度理事会 (FRB)への政策緩和の圧力が低下した。

給与明細書作成代行会社のオートマティック・データ・プロセッシ ング(ADP)エンプロイヤー・サービシズによると、6月の米民間部 門の雇用者数は前月比17万6000人増加した。5月の増加幅も13万6000人 に上方修正された。また、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は政策 金利を過去最低に引き下げた後で、経済的なリスクに言及した。

RJオブライアン・アンド・アソシエーツのシニア商品ブローカ ー、フィル・ストライブル氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで、 「ADPの統計は良い内容で一段の政策緩和の期待が遠のいた」と指 摘。「ドラギ総裁のコメントで投資家はリスク回避モードとなってい る」との見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 9月限は1.3%安の1ポンド=3.493ドル。中心限月としては6月21日以 来の大幅下落。

原題:Copper Falls as U.S. Job Gains Dim Chances of More Fed Stimulus(抜粋)

--取材協力:Agnieszka Troszkiewicz.

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