6月の米既存店売上高はほぼ横ばい-高級店と低価格店は好調

米小売業者の6月の既存店売上高は アナリスト予想とほぼ一致した。サックスなど高級店とTJXなどディ スカウント店が予想を上回った一方、中間所得層をターゲットにする業 者の店舗は予想を下回った。

米調査会社リテール・メトリクスによると、小売業者20社強の6月 の既存店売上高は0.3%増加した。アナリスト予想平均は1%増。前年 同月は7.2%増だった。

失業率は8%台で高止まりしており、消費者は先行き不安からディ スカウント店での支出を増やしている。一方、株式相場が今年まだ上昇 を維持していることから、高級品の消費は持続している。

リテール・メトリクスのケン・パーキンス社長は「高所得者層は今 の回復期を通じて特に好調だ」と述べ、「一方で中間所得層では多くの 人がもっと安いものを買おうとしている」と指摘した。

TJXの既存店売上高は7%増と、アナリスト予想平均の3.7%増 を上回った。リミテッド・ブランズは7%増(アナリスト予想平均 は2.6%増)、サックスは6%増(同4.2%増)。一方でターゲット は2.1%増でアナリスト予想の2.8%増を下回り、メーシーズは1.2%増 (同2.3%増)にとどまった。

原題:Retailers’ June Sales About Flat While Luxury, Discounters Gain(抜粋)

--取材協力:Kevin Orland、Sapna Maheshwari.