NY金:下落、1週間ぶり大幅安-米緩和見通し後退やドル高

ニューヨーク金先物相場は下落。1 週間ぶりの大幅安となった。米金融当局が追加刺激措置の実施を見送る との見方が広がったほか、ドルの持ち直しで代替投資先としての金の需 要が減退した。

給与明細書作成代行会社のオートマティック・データ・プロセッシ ング(ADP)エンプロイヤー・サービシズが発表した給与名簿に基づ く集計調査によると、6月の米民間部門の雇用者数は市場予想を上回る 伸びを示した。欧州中央銀行(ECB)が政策金利を過去最低に引き下 げる決定をした後、ユーロは対ドルで4週間ぶりの安値に下げた。

TDセキュリティーズの商品戦略責任者バート・メレク氏(トロン ト在勤)は電話インタビューで、「米政策当局にとって、バランスシー トを拡大する動機は今のところ後退した」と指摘。「ドルの上昇も金相 場の下げにつながっている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物8 月限は前営業日比0.8%安の1オンス=1609.40ドルで終了。中心限月と しては6月28日以来の大幅下落となった。

原題:Gold Falls Most in a Week on U.S. Stimulus Outlook, Dollar Rally(抜粋)