メルケル独首相:債務共有化への反対、EU首脳会議後も不変

ドイツのメルケル首相は、ユーロ圏 の債務共有化に反対の姿勢を崩しておらず、先週の欧州連合(EU)首 脳会議について、救済におけるドイツの役割が拡大されたわけではない と述べた。

メルケル首相は5日、ベルリンで記者団に対し、「債務負担を拡大 するということではない」と言明。「現行ルールでは銀行債務を肩代わ りすることは禁じられており、国家の債務も同様だ。ブリュッセルでの 決定は、こういったことに関し一切変更を生じさせるものではない」と 指摘した。

借り入れコスト引き下げを促したいイタリアやスペインからの圧力 がかかる中、メルケル首相は「これまで欧州条約に基づき合意されたこ と以上には、ドイツは断じて何の約束もしていない」と強調した。

さらに、「まず第一に、問題は銀行監督だ」と指摘。過去に欧州の 銀行を対象に実施されたストレステスト(健全性審査)は「本当の意味 で問題を発見できなかった」とし、銀行監督は「すぐにも必要だ。独立 した監督機関が求められる」と述べた。

原題:Merkel Rejects Joint Liability After EU Summit Decisions on Euro(抜粋)