ドイツ:5月の製造業受注、予想外の増加-ユーロ圏需要増で

ドイツでは5月の製造業受注が予想 に反して増加した。ユーロ圏諸国からの需要が高まった。

独経済技術省が5日発表した5月の製造業新規受注指数(季節・イ ンフレ調整済み)は前月比0.6%上昇。4月は同1.4%低下(改定前 =1.9%低下)に修正された。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエ コノミスト36人の調査では中央値で横ばいが見込まれていた。5月の指 数は前年同月比では営業日数調整済みで5.4%低下した。

輸出と記録的に低い失業率が、ドイツ経済を域内債務危機の影響か ら守るのに寄与している。ただ、最近のデータは経済の弾力性が弱まり つつあることを示している。6月の企業景況感は2年余りの最悪に落ち 込んだほか、製造業活動は3年ぶりの速いペースで縮小した。

スタンダードチャータード銀行のエコノミスト、トーマス・コスタ ーグ氏は「ドイツも欧州債務危機の影響を免れてはいない」とし、「世 界全体で景気が冷え込む中、弱まる外需を補えるほど十分な国内売り上 げの増加はないもようだ」と分析した。

発表によると、5月の受注はユーロ圏からは前月比7.7%増えた。 国内は1.3%、ユーロ圏外からは0.8%それぞれ減った。

原題:German Factory Orders Unexpectedly Rose on Euro-Area Demand (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.